BlogもどきのWeblog

かなり前に研究室のPCにインストールしてそのまま放置していたのを発見してプレイとかしてみた
割と面白かったので適当に感想とか書いてみる

始めみてまず思ったのは、ノリがよくて、サクサク読んでいける感じだった事。ここでは書いていないけど、家でプレイしている(まだ未クリア)彼女達の流儀よりはるかに読みやすい。むしろ何で彼女達の憂鬱のテキストは読み辛いのか謎。いや、ネトゲしながらとかそういう変なプレイの仕方してたのも事実なんだけどさ…

導入としては、学園宛に脅迫メールが送られて来て、その頃丁度特待生応募していた主人公が監査委員に任命され、その調査を学費免除の代わりに強制されてしまう。しかも拒否ったり捕まってバレたりしたら特待生取り消しらしい
最初の捜索で追い詰められた主人公は旧サバゲ委員会室に放置されていたガスマスクで顔を隠し、ゴムシートを体に巻き付け、"仮面カンサー"を名乗り、華麗(？)に危機を回避、学園の各委員会の調査を進めていく
さて、彼はこの事件を無事に解決出来るのでしょうか？

とまぁ、そんな感じ。お話的にはよくあるパターン

で、何が面白いかと言うと、ゲームの舞台である学園の設定が妙に作り込んであったり、シナリオの軽快さだったり、青春の友情のお話だったり、IINCHOシステムとか呼ばれるトリビアっぽい用語解説だったり
登場人物の男の割合がちょっと多めなのがいい味出してたかも？
まぁ、一番なのは"仮面カンサー"の間抜けっぷりであるのは間違いないかな
なんと言ってもガスマスク。そして適当にお腹に巻き付けられたゴムシート。その上からYシャツ着てる謎っぽさ。突如学園に現れた、カッコ悪くてお間抜けなヒーローが繰り広げるお馬鹿で爆笑必至な、でもちょっと切ないお話

その辺に転がってる適当な学園モノよりはよっぽど面白いと思います
さぁ君もガスマスクを被って走り出そう。合言葉は─────

　　　　　　　　　"Masked-Kanser Start-Up!!"