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夏空カナタ
久しぶりに本気でノベルゲーをやりました。
思ったこと。



ハッピーエンド要素が足りねえorz



と言うか変化球狙いすぎで途中で収拾つかなくなった感がある。
お話としては結構まとまってて、設定もある程度しっかりしてるんだけど、逆に設定の重さに押し潰されてしまったような感じ。
現在業界的に何が求められてるのかよくわかりませんが、もう少し甘めでもよかったのではないかなという気がします。
こぶいち氏やむりりん氏の絵にこのストーリーはちょっと合わない。
もっとリアル指向の、例えば左氏とかの絵の方が合うんじゃないかなと。

まぁ、茅羽耶ルートしかやってないのでそのルートオンリーの感想ですががが。


そんな訳で次はお約束っぽいゲームでもやろうかと思います。


time stamp:2008/05/25 16:07:08
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遥かに仰ぎ、麗しの(2)
感想記事の続きー

ここまでやったからわかるんだけど、このゲームって手抜きっぽい共通ルートって無かったですね。
割とキャラごとに深いところまで絡み合ってるシナリオはあるんだけど、シナリオ上で重要なお話はそれぞれ別って感じでした。
同じ事件を別の視点からって意味での共通ルートは多分存在していないと思います。キャラ設定的に共通っぽいお話はそれぞれのキャラごとに別の結末を迎えているようです。


と言う訳で、人気投票の下からって事で次は相沢美綺ルートをたらたらと。
今までやった中でこの子のシナリオが一番見ていて楽しかったです。まぁ、ムードメーカー的なキャラだったので何となくそんな気はしていたのですけどね。
まぁ、いつ生活指導の先生と全面対決するのかーとか冷や冷やしてたけど、それはなかったです。
どうもこのゲームでは教え子といちゃいちゃしているところをヤバイ人に目撃される状況にはならないみたい。あくまで今のところは、だけど。
でもそのスリルって言うか背徳感?が何か妙なスパイスとして効いてまして、普通以上に物語にのめりこめるようになってます。この子のシナリオでは特に。
教師が手を出してはいけないとされている教え子、しかも普通では手の届かない距離に居る"御令嬢"がヒロインと言う状況は、必要以上にこの背徳感を引き出しているようです。

で、この子のシナリオでは凰華女学院の敷地内に点在する謎の建造物群を調査する事になるのですが、どうやらそれは学院創立以前にまでお話は遡るようで…。
しかしそれは土地の所有者である風祭家の機密の一部らしく、後一歩というところで調査は打ち切られるのですが、そんな事で諦めるような相沢ではありませんでした。とか言う割とありそうな展開ではありますが、それ以前に張られている伏線が奇妙にマッチしていて、なかなか面白い展開が楽しめました。

問題点としては、二つあって、まずは一つだけ未回収の大きな伏線が存在している事。
多分大人の都合でカットされた部分なのでしょうが、ちょっと惜しいです。
もう一つは、お話の途中でぇちぃシーンが連続的に多量に入っているところがあるのですが、まぁお話の理由付けには必要なのかもしれないのだけど、ずっと似たようなシーンが続くので飽きました。
と言うか、仁礼栖香と相沢美綺でHシーン回想の7割を埋めていると言うのは如何なものかと…


で、次は人気投票TOP取った鷹月殿子。一応読み方は、「たかつき とのこ」でした。
何で順当に下からにしなかったのかと言うと、残りの2キャラはどうもルートが似たような感じになりそうだったので似たようなシナリオを二度もやって楽しみを減らしたくなかったからーとかいう理由だったのだけど、どうも進めていった感じでは違うような気がしました。
この子は所謂"不思議系"で、属性的に言うと"素直クール"と言えばわかるだろうか。まぁわかんなくてもいいや。
とりあえず主人公の事を途中から「おとうさんって呼んでもいい?」って言う辺りが微妙に謎。いや、設定と物語の展開的にはまぁアリだとは思うんですけど…何か微妙。主に"おとうさん"から"恋人"に変わる辺りが。いやその辺りの描写も設定と合わせて切ないんですけどね…。
でもそれより何よりこの子は可愛すぎました。物語中盤のこの子のセリフと細かな動きの破壊力は凄まじいものがありました。確かに人気投票1位なのは頷けるものがあります。
しかしシナリオはそれとは別でして。
その問題点は、せっかくのキャラの性格が生きていないとか、割と重要な事がエピローグで適当に語られて終わってるとか、何と言ってもその子の実家との問題の解決方法がまさかあんな手抜きとは。FESTA!!の二番煎じですか?つまらない。
別の方法と言うか、それについてはもうちょっとキッチリ書いて欲しかったのだけど、まぁこのシナリオのテーマがテーマだけに削らざるを得ない部分だったのはまぁ理解出来なくも無いんですが…。
あぁ、テーマは多分、「諦めなければ、いつかきっと…」みたいな感じですかね。
現実問題を別の問題に置き換えてるんだけど、根本的な解決は…一応したんだけど「ついで」みたいな感じだったのが惜しいと感じました…
まぁつまりは、主人公がほぼ何もしなくても、いつの間にか問題は解決してしまった。という構図が気に入らないだけです。ハイ。

ただし、最後の「Fly me to the moon」にはやられました。まさかあそこであれが出るとは。
キャラ的な反則的な可愛さと最後の「Fly me to the moon」だけは確かに評価に値すると思います。
でもBGM欲しかった…


では最後、八乙女梓乃。読み方は「やおとめ しの」です。
転入組は分岐が完全にわかるようになっているのでその辺りは簡単でした。と言うよりこのゲーム自体全部がそんな感じでしたけど。
この子のシナリオは対人恐怖症の彼女がどのようにしてそれを克服していくかを描いているのですが、序盤では彼女は主人公の事を憎んでいました。
その事を描く為に彼女の心理描写と言うか、彼女の視点での語りがいくつも入っているのですが、これがまた視点がころころ変わってなかなか面白い。上手い具合にマッチしてます。
で、シナリオは途中まで殿子のシナリオをベースにしてるような感じなので、殿子シナリオで梓乃が主人公の事をどのように感じていたかを知る事が出来たので、順序的には間違ってなかったようです。
後は、序盤とかでいくつか「後で知った話なのだけど、云々」の語りが入っていたので、これ投げっ放しなのかなぁとか思ってたら最後の最後でしっかり回収されてたのでちょっと嬉しかったです。こういうのってつい使ってしまうから最後で回収されない事も多いんですよねぇ…。
問題点としては…特に感じませんでした。
ただ、ちょいと変化に乏しいかなと思ったのがちょっとだけ。
でも、一つの問題を最初から最後までキッチリ書いてるのだと思えばそれは問題点には入らないと思うので、これはこれでいいなぁと思います。


と言う訳で、ようやく「遥かに仰ぎ、麗しの」はレビュー終了ー
ついにタイトルの意味はゲーム中で語られる事はありませんでした。


……と思ったら何だこのメニューに出てきた"エピローグ"ってのは。
え…?読んでたら"最終話「遥かに仰ぎ、麗しの」"とか出てきたんですけど?
あぁそうか、つまり。

最初から主人公は知ってたんだ。
「遥かに仰ぎ、麗しの」





桜舞う木の下で。
暖かな温室で。
風の吹く丘で。
綺麗な中庭で。
学生が走る廊下で。
そして全てが回り始めた、あの講堂で。

彼女達は希望と絶望を胸に抱いて、ただただ人形のように踊り続けるだろう。



遥かに仰ぎ、麗しの。

この物語は、辺境の地にある「凰華女学院分校」で、一人の教師が一人の教え子を救った。ただそれだけのお話です。

ああ、願うならば彼女達の未来に、溢れんばかりの幸せがあらんことを。


time stamp:2007/03/05 16:01:58
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遥かに仰ぎ、麗しの(1)
かなり長いようなので忘れないうちに半分に切って書きます。
一応、ネタバレは少なめの方向で。

PULLTOPの最新作と言う事でやってみました。前作のPRINCESS WALTZの出来が素晴らしかったのでこの作品もそれなりに期待しつつプレイ。

OPのタイトル出る部分が妙にゆのはなを思い出してしまったり。ムービーはそこそこだったけど音楽がいいなぁ。


主人公は両親に捨てられて孤児院に入れられて、それから平凡な別の滝沢夫婦に引き取られて育った。
最初は人間不信だった主人公は、滝沢夫婦の根気強い愛情によって人間不信を回復したらしい。
それによって、主人公は「自分は人を裏切らない。捨てない。諦めない。」と心に決めたようです。
それからは普通の学生生活を送り、凰華女学院分校に新任教師としてやってきます。
そこからこの物語りは始まります。

全体的には、「金も地位も何も持っていない主人公が、"お嬢様"の抱えている問題に立ち向かう」お話を描いています。


まずは一番気になってた赤髪ツインテールの仁礼 栖香
てか、読めなかった。この子は「にれ すみか」って読みます。

第一印象は無口系に見えたのですがいざお話を読みだしてみるとそんな事はなく、何でも出来る優等生系の子でありました。
で、何だ優等生系かぁ、あんまり好きなタイプじゃないんだよなぁとか思いながら進めているとあまり「優等生」的な部分は物語に深く関わってこない様子。つまり、ありきたりな「優等生とそうでない人との対立」みたいな構図は出来てないので委員長系の一般的な話ではなかった。
打ち解けられない姉妹が居て、その間に立って試行錯誤する主人公。
で、主人公のおかげで打ち解けた…と思いきや発生する"お嬢様"方の実家の絶望的な問題。
こじれる二人、奔走する主人公、二人の愛の行方は如何に…?

といったお話ですが、なかなかいいオチがついて面白かったです。
個人的には、ぇちぃシーンが多過ぎだったのが問題だった気がした。
あれはもっと少なめにしても書けたんじゃないかなぁと思う。
あとはハッピーエンドの持って行き方として割と安易な部分があったのが残念。
もう少し考えられてるとよかったのにな…
それか本当に二人とも「平凡」の中に埋もれてしまうとか。


次に、風祭 みやびシナリオを。

このゲームは、本校転入組と分校入学組でシナリオがほぼ完全に分かれているので、分校組のシナリオは似たようなものだろうと推測して転入組シナリオへ吶喊。
風祭みやびは、主人公の赴任した学院の理事長代理を務めています。
但し我侭だったり、強引過ぎたりして、周りに敵ばっかり作って全然思うように進まない。
そこで主人公は一計を案じ、とんでもない手法を用いて理事長代理の秘書というポジションに収まります。
それにより理事長代理を補佐する事によって、彼女本来が持っている有能さを開花させ、学園運営を軌道に乗せ始めますが、思うようにいかないのは学園運営だけでなく…
金も地位も何も持たない主人公が、その無力さ加減に絶望し、嘆く。
しかし主人公は何も持っていない訳ではなかった。彼が持っていたのは…

といった感じです。
このシナリオには志藤由というキャラクターが登場し、主人公の親友のポジションに付くのですが、登場時にこのキャラクターが何の意味を持つのかさっぱりわかりませんでした。
後半になってそれが判明し、かなりびっくりしました。
問題点としては、ぇちぃシーンが一回しかなかった事。と言うか、サブキャラであると言う理由だけでリーダさんとは何も無しって何ですかそれ。ありえない。あそこまで書いて更に期待させておいて何も無しって…
ファンディスクに期待してみる。でもあの会社出さないんだよな…
後エピローグ入ってるのにまだ問題は完全には解決していない点。と言うかこの子のエピローグにはもっと未来のお話を入れて欲しかった。風祭のTOP辺りで働く彼女と、そこに秘書として隣に立っている主人公…みたいな構図が欲しかったなぁ。


次に、人気投票の下の方から攻めてみようと言う事で榛葉 邑那シナリオへ。
…やっぱりこれ読めないから。「はしば ゆうな」と読むらしいですが。

温室の管理をしていて、行くといつも紅茶を入れてくれる女の子。それが彼女です。
彼女はある問題により、何年も学院に留まっているようです。
その問題と言うのが、かなり財界のTOPに関わるような問題らしいのですが…

と、言う訳で、これ以上は言えなくなってしまいました。
ED付近でかなり面白い展開を広げてくれます。敵味方が入れ替わったり、意外な一面が見えてきたり…
最後の最後で主人公も感動させてくれますね。このキャラが攻略キャラ中最下位なんて信じられないなぁ。
問題点は…ちょっと幻想的な感じが強すぎるくらい?で、特になかったかな。最後の最後まで何が起こるかわからない展開で面白かったです。
いろんなキャラの裏設定が表に出まくるのでこのキャラは最初にやらない方がいいかも?


とまぁ、全体的にかなり作りこんであります。伏線の引き方は割と強引だけど、回収の仕方は結構面白いし、矛盾を感じさせない。
ただ、登場キャラクターがほとんど「お嬢様」であるので、一部ではきちんと現実的には書ききれていなくて誤魔化している箇所がいくつか。
後は、3キャラしかシナリオ読んでいないのでまだなんとも言えませんが、設定とはいえ学院の外の話がちょっと少ないなと。

最近の傾向として、美少女ゲームのシナリオは「最初恋に落ちるまでがあって、それで問題が発生して、それを解決してハッピーエンド」と言うような感じですが、この作品はちょいと違います。
恋に落ちるまでは一緒なのだけど、問題はいくつも発生し、解決期間も長いのなんの。最後まで飽きさせない作りになっています。まぁ、問題発生のタイミングとハッピーエンドへの道は割と見えるのですが、何が起こるのかわからないので、最後まではらはらさせられるのは間違い無いかと。

正直言っておとボクよりは自分内の評価は高いです。流石PULLTOP、色々理解ってるなぁ。


とりあえず前半はこの辺で。


time stamp:2007/03/03 18:26:52
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SHUFFLE!
出たのは割と昔だけどファンが結構多いっぽいのでやってみた。
メーカーはNavel

総じて言うとあんまりいい出来じゃなかった。
絵だけで人気取ってる感じ。かくいう自分もその絵は好きですがー。
で、その原画は鈴平ひろ氏と西又葵氏。同人でも商業でも何かとつるんでいるこの二人ですが、絵柄は全然違う…
自分的には鈴平ひろ氏の絵は大好きだけど西又葵氏の絵は何故か好きじゃない。むしろ嫌い。どうやら自分はかっちりした絵が好きなようで……それともそういう人がもしかして多いのかなぁ?
そんな訳で絵はいいです。これだけでやっても間違いは無いかも。

今回問題になるのはシナリオの方で、一部にかなりつまらない部分が…
序盤はそれなりにしっかり進んで、笑えるところもちゃんとあるんだけど、後半のキャラ別シナリオがかなりヘンな書き方で首をかしげる場面が何度もあった。
状況として、ライターが書きたい事を適当に書いて書きっぱなしにしてた。
つまり何が言いたいかというと、とあるシーンがある訳ですよ。むしろシーンじゃなくて「一日」だけど。で、これこれこういう事がありましたハイ終わり。次の一日でこれこれこういう事が起きましたハイ(ry
このシナリオ投げっぱなしは流石にどうかと思うのですよ。イベントがあったのなら、そのイベントのアフターケアってのは重要だと思う訳で。根本的な解決になってなくても何かしらその事に対する文章ってのは必要なはず。
それともそれに慣れすぎてるからこんな風に考えてしまうのだろうか?
で、最初にやったシナリオ(ネリネルート)がそれの最も酷いやつだったから他のシナリオはまぁそこまで酷く見えなかった。てか、「おぉ、このシナリオはちゃんと続きがある。」とか思わせるような作りってどうなの?

世界設定はまぁ、悪くなかった。人間界と魔界と神界が数年前に繋がって今はもう既にほとんど問題なく3世界の人々が暮らしてる。と言う設定は明らかに無理だろうとか思ったけどね…宗教的な問題とか、そんな数年で問題が片付くはずもないだろうとか。
でもキャラごとの過去設定とかはちゃんと人間的に作られててよかったんじゃないかと。
一部のキャラを除いて過去回想シーンが無いのは問題だったと思いますが。知りたい人大勢居ただろうに…
も一つ。タイトル画面のひまわりには一体何の意味があるんですか?
シナリオ中で一度も出てこなかったんですが…

まぁ、処女作としてはコケても何ら不思議は無いような作品だった訳ですが、原画師が有名だったのとその前評判のおかげでそれなりに売れてたんじゃないかな…とか思うところです。

個人的には、リシアンサスシナリオでリシアンサスの性格が同人誌で見た西又葵氏の性格にそっくりだった(ような気がした)のを見て
あぁ、つまりこの人達はネリネとリシアンサスに自分自身を重ねて、自分のやりたい事をやってたのか。と、そんな事を考えて妙にニヤニヤしてました。
多分シナリオもかなり噛んでるんだろうなぁ。だから(ry

他にも、プリムラの後半の性格豹変ぶりは明らかにおかしいだろ。とか、他キャラルートで楓ほとんど何も言ってないけどこれちょっとおかしくね?とか、亜沙先輩がここで○○○○○○○○○○らどうするつもりだったんだ主人公とか突っ込みどころ満載でしたがこれ以上書くと不幸にもここに辿り着いてしまったファンに殺されそうなのでやめときます。

多分、この設定を使って書いたファンディスクのTick!Tack!とかReally?Really!は多分面白い話になるんじゃないかとは思いました。もしこれでつまんなかったらこの会社は何で存続してるんだとか疑問が沸きますが…

最後に、こんなシナリオ書いたの誰だよ!と思ってスタッフロール見てたら、ういんどみるのあごバリア氏だったという驚愕の事実がorz
おかしいな…結い橋もはぴねす!もそんなに悪くなかったのにな…
くれいどるそんぐはそんなに面白くなかったけど


time stamp:2007/01/21 10:42:21
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委員長は承認せず!ふぁんでぃすく
とりあえず本編は面白かったのでやってみた
本編の方のIINCHOシステムのシナリオエンド特典にアフターストーリーの概要のようなものを書いておくとか言う反則じみた商法で、ふぁんでぃすくを買わせるとはなかなかうまい事を考えたものだと思った
で、感想をまず一言で言うと

…何かボリューム足りない

いや、確かにファンディスクだしこのくらいなのも一応納得出来るんですが、微妙に各話がそれぞれちょっと物足りない
構成は各キャラクター毎のEDのアフターシナリオと、本編の番外編ちっくなエキストラシナリオと、デジタル4コマと、ラフとかの資料の4つ

・アフターシナリオ
本編のED後のお話なんだけど、最初に言った通り少し物足りない感じ
確かにアフターシナリオではあるのだが、書くべきところまで書いてない気がした
例えばとある事件により決別したヒロインと主人公の友人が、主人公が再三
「時間が経つかきっかけがあれば仲直り出来るはずだ」
とか言ってるにも関わらず仲直り出来ていない件
しかもシナリオ自体は大体主人公とヒロインがイチャついて終わり
何も解決していないのに何でこんな終わり方するのかと
普通アフターストーリーってのは本編で問題を残したまま終わったシナリオの問題解決とか、新しく浮上した問題を解決するとか言うものじゃないのだろうか…

・エキストラシナリオ
全体的に短い
本編の裏側の話とか、サブキャラクターの番外編的シナリオとかがメイン
他には別の原画師さんの絵を使ったお話とか
本編をやっていると、思わずあーそうかあれはそうだったのかーと言う感じの裏側的設定を公開していた
その点に関してはまぁ別にいいんだけど、やっぱりもうちょっとボリュームが欲しかった
シナリオ自体の数はそれなりに多いのだけど、一つ一つが短くてやっぱり物足りない
安部君の話も結局はバッドエンドで終わってしまったし。彼には幸せになって欲しいんだけどなぁ…
でもそれだと太郎が浮かばれないのか
太郎と言えば公式で言われていた絆との昔話。…があるはずなんですが、どれですか?無いじゃんorz
つか絆のキャラ絵ほとんど出てこないし。もうちょっと太郎と絆が幸せだった時の話とか見てみたかったなぁと

・デジタル4コマ
これはもう駄目かな…
4コマってのはテンポとかが大事だし、あれを声入れて喋らせてもあんまり面白くはならないと思うんだけど…

・資料とか
これは面白かった
キャラが決まっていくまでの軌跡とかがあって、あぁ苦労して作ってるんだなぁという感じがひしひしと伝わってきた
あと自分としては上手い人のちょっとしたラフとかでも随分参考になるし
むしろラフとかの方がきちっとした一枚絵より、体の線とかが出てるし、どんな描き方をしてるのかがわかっていいなぁ

・その他
IINCHOシステムが改善されていたらしいが、よくわからなかった
確かに頭文字ごとに区分けされていて探しやすくはなっていたけど、本編と同じ単語は同じ説明だったり、同義の単語は「〜参照のこと」とか書いてあったり、ちょっと微妙な点もあった
CGもそんなに多くなかったかなぁ

まぁ、つらつら述べてみたところで、多分原因は

「4800円だし、こんなもんでしょ」

で片付きそう
ある意味値段に忠実なファンディスクだった
ただし、ファンにとってはちょっと…な出来だった事は否めない

個人的には太郎には新しい幸せを見つけて欲しかったなぁと思っていただけに、落胆は大きかった


time stamp:2006/12/14 02:39:27
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サモンナイト
このところ家でサモンナイトとかやってて気付いた事がある

ネトゲをしていないと生活のリズムが崩れるとかいう通常と逆の現象が起こるのは自分が駄目なせいだろうか
いや、2年くらい前はネトゲで最悪な生活リズムだったんですが
ここ一週間くらい4時に寝て昼頃目が覚めると言う最悪な事態が起こっていたり…

まぁ、今日までで一応の終着は迎えましたがー
つまり

サモンナイト1&3クリアー(゚∀゚ )

いやー何でこんな時期に手出したのかさっぱりだけど何故かやってしまった
世間じゃ4が発売されまして、3の事なんて忘れ去られている感じだけど
ましてや1なんてナニソレ?とか

確かこのサモンナイト1は自分が初めて自分で買ったPSゲーで、当時PS持ってないのに友達の家に入り浸ってやっていたという迷惑極まりないプレイをしていて、でも結局クリア出来なかったと言ういわく付きのソフト
しかも、PS2買ってからも何度か進めてはいたものの、最悪なことにラスト近くまで進んだデータが2回ほどロスト。で、いつかやろう…。とか思いつつ今までクリアしていなかったー
のをやっとクリア。で、クリアして一言。

自分何やってんだろう…

無駄に5人も最高Lvまで上げて何無駄プレイをしてるのだろうとちょっと思ってしまった。もう駄目かも

シナリオ的には、何かもうどうでもいいよこれ。って感じだった…
主人公達の語る理想論がもう甘すぎ。しかもその理想論が達成されてしまうところがまた面白くない。もっと厳しい話にしてもいいんじゃないかなぁとか思いつつ、ラストでその理想論が崩れたにも関わらずエンディングでその事にほっとんど触れないとか言う謎仕様。
死んだ敵キャラは放置ですか。そうですか。筋通せやああorz

で、次に実は1の前にクリアした3の話。

確かこれ発売日当日に買いました
全体の半分くらいまで進めて、一番仲間にしたかったキャラを仲間に出来ない選択肢選んで突っ走っていた事が発覚。データ消去orz
新たに始めて1/5くらいまで進めて放置したと言う経歴を持ちます
1話進めるのに時間かかりすぎ…
ブレイブクリアする為にも時間取られるし…
まぁ、かなり面倒なMAPで2回ほど諦めましたがー

で、こっちもかなり理想論てんこ盛り
いや、確かに1よりはマシだったけど
でもやっぱり一人死んだ敵キャラは放置されていた。完全にスルーだった
理想が崩れたことに対して何かしら反応しろと…

まぁそんな感じでシナリオはあんまりいいシナリオとは呼べない代物だった
もうちょっと泣けるような話作って欲しいなぁ

と言う訳で今度は泣けそうなゲームでもするかなぁ
…いや、ネトゲやるのが先かな…生活のリズムを戻すために(ぇー


time stamp:2006/12/07 03:25:06
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魔王と踊れ!
ようやく終わりました
CATWALKの紹介記事を見て本格ファンタジーRPGとか書いてあったので何やら面白いかなぁとか思いつつ始めたゲームでした

大学のPCにインストールして、適当に遊んでたのですが、これがもう長い長い。一章が1時間近くかかります。本気でやると
ダンジョン探索型(非ランダム)のゲームなのですが、戦闘に入るとこれがまたいちいちアクションとボイスと効果音で無駄に時間を取られていらいらしてきます。更にアイテム回収の為に各フロアを全部回ろうとすると同じ場所を何度も通ったりしなければならず、面倒な事この上ない
まぁ、その辺はシステム的なものとして理解できますが、ダンジョン途中で出来るのはクイックセーブのみで、このダンジョン探索中にも選択肢とかが出てくるのですが、その時にセーブ出来ないのがまた面倒な仕様で
一番問題だったのは、ラスボスの攻撃がダメージ0だった事
序盤だと数発食らっただけでもう瀕死なのに、終盤辺りからほぼダメージを受けなくなって、最終的にはダメージが0に…という状況になります
シナリオぶち壊しです

ゲーム性は確かにあるのですが、いかんせんサクサク進まない
とりあえず適当に進めてみたはいいものの、終わりが見えて来ず、とにかく時間がかかったと言うイメージがあります

さて、シナリオの方ですが、世界設定と最終章のシナリオはそれなりに上手くまとまっていました。ファンタジーRPGと銘打っただけあります。しかし序盤〜中盤はもう、敵が現れて敵を倒して終了みたいな感じだったので、もう本気で途中で投げようかと思いました。やったけど

このゲーム、3ルートくらいあるっぽいのですが、一周しただけでおなかいっぱいです。ごめんなさい。もう出来ませんorz

さて、次はもうちょっと楽なゲームやろう…


time stamp:2006/10/23 22:06:21
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何かしら